【微差力 】日本長者番付12年連続、10位以内にもなった資産家が教える微差力
銀座まるかんの創業者である斎藤一人さん著の「微差力」という本を読みました。
普段の心構えや小さなことを大切にするということを学び考える本でした。
本の中から大事にしたいと思ったことを3つご紹介します。
斎藤一人さんは一人称が一人さんと呼ぶのでここでも一人さんと呼びます。
自分がいるその場に何ができるか考える
空気や場を読めない人は、愛情がないと一人さんは言います。
その場にいる人に関心をもってこれを言ったら、やったらどうなるかなということを考えれば空気を読めないということはないんだと気づかされました。
一方で人のことばかり考えてもいけないと言っています。周りを幸せにするにはまずは自分を愛することから始まると。
商売で言えば、自分のためになる、人のためになる、社会のためになるものが成功する、三方良しですね。
富士山に脚立を持っていく話
微差とは何なのか、わかりやすく例えられていたので紹介します。
何かで一番になろうと考えたときどういう工夫をすればいいかということです。まず大前提として結果が一番と二番という差は、その内容の差以上に大きいということです。
例えば、オリンピックの陸上競技100m走で一位と二位の差が0.1秒の小さな差であっても、結果が金メダルと銀メダルでは世間の注目度は大きな差だと思います。
日本で一番高いところにいこうとしたら富士山に登るといけますが、ただ登るだけだと周辺の人たちと同じです。富士山の頂上に脚立をもってそこに登れば一番になれるということです。
私はちょっとした差ですがこの工夫が大事だと感じました。
重続は力なり
一人さんが大切にしている言葉に「重続は力なり」があるそうです。
継続は力なりとの違いをイメージできるといいと思います。
継続は力なりが一本道を突き進んでゴールを目指すとすると、重続は力なりは螺旋の階段を登っていくイメージです。
経験を重ねて成長していくイメージと理解しました。緩やかな螺旋階段であったとしてもぐるっと一周してきたときには必ず最初より上にいる。これが微差なんだと伝えてくれていました。
今回私が特に記憶に残ったのがこの3つでした。
巻末に、この本は最低7回は読んでくださいね。とあったので読んでみるとまた何か気づきがあると思います。